日日遊心

幸田露伴の歴史小説【運命】の現代語訳、読書日記その他。Done is better than perfect.無断転載お断り。

2022年4月読書日記

4月22日(金)
・英語のハノン7.5の復習と7.6。

 

・昨日は珍しく雨だった。庭木の上でスズメたちがそぼろ雨の中鳴きながら枝から枝へ楽しげに飛び移っていた。そんな風に鳴くのは求愛だの警告だのと聞いたことがある。でも僕には「雨に歌えば」を歌いながらスキップしてるようにしか見えない。

 

・『新訳ローマ帝国衰亡史』(PHP文庫)読み始める。ギボンの原著はとにかく大部なので敬遠してたけどこの抄訳ならいけそうだ。

 

・朗読は体調があまり良くないので急遽お休み。

 

4月21日(木)

・英語のハノン7.5。何度も繰り返してるとつまらずに言えるようになって嬉しい。着実に力がついているのを感じる。

 

・CNN EE 5月号を買った。お目当ては「CNN報道重要単語50」。

 

・『ビギナーズクラシックス源氏物語』。まだ序盤だけど光源氏って女のことしか頭にないのか?仕事に情熱燃やしたり、他に趣味があるとかそういうことはないの?あまりにイメージ通りで拍子抜け。

 

NHKfmで「スウェーデン狂詩曲第1番」で有名なアルヴェーンの交響曲第2番を初めて聴く。第一楽章のみであったがシューマンの「ライン」に似た旋律が。

 

4月20日(水)
・ハノン7.3の復習。続いて7.4へ。


4月19日(火)

・『紫式部日記』朗読45回をnoteにアップ。「五節の舞姫」はこれにて終了。次回からは「童女御覧」。なんて読むんだこれ?

 

・ハノン7.3。難しいがやり応えあり。中級の電子版が22日に配信らしい。待ってただけに嬉しいね。

 

4月18日(月)

・『紫式部日記』朗読44回。次回で「五節の舞姫」は終了予定。


・英語のハノン7.1、7.2。慌てない。一つ一つ着実に。

 

・『漢文で知る中国』(NHK出版)108pからメモ。
時の流れは螺旋状。一回性と循環性をミックスした形→螺旋。
朝昼夕夜、春夏秋冬が循環性。今朝は昨日とちょっと違う、これが一回性。
一回性と循環性が縄のように縒り合わさった螺旋が時間なんだと理解した。

それで思い起こしたのが幸田露伴の短編『ねじくり博士』のこんな一節。
「早くいッて見れば空漠として広い虚空の中に草の蔓は何故無法に自由自在に勝手に這い回らないのだろう。ソコニハ自然の約束があるから即ち一定の有様をなして、左り巻なら左り巻、右巻ならば右巻でちゃんと螺旋をなして這いまわるのだ。虚空に抵抗物は少いのだが斯くなるこの自然の約束を万物の上から観破して僕は螺旋が運動の妙則だと察したよ。」

 

4月17日(日)
・「ビギナーズクラシックス源氏物語」。朗読の関係もあってついに!読み始めたわけだがいきなり嫉妬やいじめだのドロドロな宮廷絵巻でなんじゃこりゃ。まあとりあえず少しづつ読んでいこ。このシリーズは僕のような初心者にもとっつきやすく奥の細道方丈記などでも世話になった。何気に古典の面白さを今に伝えて寄与するところ大だと思う。ただたくさん出ているので中にはイマイチな出来のもあるだろうが源氏物語は(今のところ)当たり。よく買ってたな偉いぞ俺。


・『紫式部日記』朗読の方は相変わらず難しく、NHK古典講読の加賀美氏のお手本を懸命に真似るだけ。今半分くらい終わったかな、自分でもよく続いてると思う。聴いてくださる方には感謝の一語しかないです。


・溜まっていたメモを読む。ネットのあちこちから拾い集めた面白ネタだ。


・今日は読書より運動優先。

 

4月16日(土)
・『紫式部日記』朗読43回。【五節の舞姫】の続き。紫式部舞姫たちに自分を投影し同情している。男にじろじろ見られる辛さ。

・『この1冊、ここまで読むか!』の中から「NETFLIX コンテンツ帝国の野望」の書評を読む。
ネットフリックスがなぜ動画配信の覇者となったのかを創業時から多面的に分析。下手な小説より面白い。敵味方共にいいキャラ揃ってるわ😊
「これを読んでいると、ある企業の戦略や競争上の強みというのは、成功した現在の姿だけを見ていてもわからないということをつくづく感じますね。」

 

4月15日(金)
NHK古典講読『紫式部日記』をyou tubeで聴く。土御門邸から一条院に移りこの辺りから群書類従本の下巻に入った模様。再び儀式行事多し。

・英語のハノン。昨日の復習。

・『この1冊、ここまで読むか!』の「ルイ・ボナパルトブリュメール18日」に関するメモ⑴
マルクスも理解できなかったナポレオン三世の変人っぷりもさることながら面白かったのがフランスの新聞王ジラルダン。彼は世界で初めて新聞に全面広告を載せることによって購読料を半分にし、安価なメディアを生み出した。広告収入を土台にするビジネスモデルって今なお続いてるわけでこりゃすごい。

 

4月14日(木)
岡本太郎の言葉。
「自分の価値観を持って生きるってことは嫌われても当たり前なんだ。」
「認めさせたい、と激しく思う。と同時に認めさせたくない、させないという意志が猛烈に働く。」
「人に理解されたり、よろこばれようなんて思うな。むしろ認められないことを前提として、自分を猛烈につき出すんだ。」
「今、この瞬間、全く無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発する。それがすべてだ。そうふっきれたとき、ひとは意外にも自由になり、自分自身に手ごたえを覚える筈だ。」
「意志を強くする方法なんてありはしない。そんな余計なことを考えるな。きみはほんとうは激しく生きたいんだよ。だから、“死”が目の前に迫ってくる。それはとても正常なことだ。」
「芸術というのは認められるとか、売れるとか、そんなことはどうでもいいんだよ。無条件で、自分ひとりで、宇宙にひらけばいいんだ。」「自然の樹木がわれを忘れたように伸びひろがっている、凝滞ない美しさ。そんな、そのままの顔。自分の顔なんか忘れているような、ふくらんだ表情こそが素晴らしい。」
「なんでもいいから、まずやってみる。それだけなんだよ。」

・作業中、柔らかな雨音。この時期のこうした雨音は「穀雨」のそれに聞こえる。暦の上では今月20日だからもう少し先だけど。

・明鏡で「なおざり」引いたら「おざなり」との違いが載ってるのを発見。アナグラムか。そういやそうなんだよね。こういう発見があるから辞書を引くのがやめられない。

・朝ハノン6.8と6.9。いつもより多くやった。脳みそが千本ノック受けてるみたいな感覚。またリピートしなきゃ。

・珍しく空飛ぶ夢を見た。なんとなく嬉しい😊

・セルフイメージ、セルフケア、大辞林見ていてセルフ〇〇という語句って多いなと改めて。これからも増えていきそう。

 

4月13日(水)
・『紫式部日記』朗読42回。【五節の舞姫】の第1回。「足を空なり」とは面白い言い回し。

・『この1冊、ここまで読むか!』(祥伝社)の中の「ルイ・ボナパルトブリュメール18日」。そうそうまさにこうした入門ガイド的なことが知りたかったのよ。目から鱗な事実もあるんで機会があったらメモしたい。

・『源氏物語絵巻』のキーワード。「引目鉤鼻」と「吹抜屋台」。他にもあるかな?

・朝ハノン6.7。

 

4月12日(火)
・『教科書に載せたい日本史、載らない日本史』(扶桑社新書)を読み始める。日本史の最新の学説の紹介。「信長は天下統一をめざしてなかった」「坂本龍馬船中八策を書いていない」等、いろんな新説があって中々刺激的。自分の中の常識がひっくり返る。

・今朝のワードハント「異時同図法」「引目鉤鼻」。某絵巻物の紹介本を読む→「異時同図法」なる画法を知る→なんだこりゃ→関連サイトを渉猟→「引目鉤鼻」を知る→なんだこりゃ2→詳しく調べる、という流れ。

・『詳説世界史研究』、また読み返さないとかなり忘れてるなあ😓

・朝ハノン6.6。

 

4月11日(月)
・本の整理してたらビギナーズクラシックス源氏物語」が出てきた。いつ買ったのかさっぱりなんだが・・読めってことか?

・『紫式部日記』朗読41回。紫式部が見聞したことが源氏物語に活かされてるのは間違い無いでしょう。ただ確かにモデルというかネタにされるのが嫌で紫式部から離れる者がいてもおかしくはない。因果なものだ。次回から「五節の舞姫」。

・Newton4月号。火星探査機キュリオシティが稼働から10年近く経ってもいまだ現役でバリバリ活躍中だそうで驚く。好奇心は衰えることを知らない。火星の最新画像がたくさん載っていて興味深く映画「オデッセイ」を思い出した。去年新たにアメリカ、UAE、中国の探査機が到着し、現在10機以上の探査機が火星の軌道上や地表で稼働中とのこと。

・早朝ハノン6.5。

 

4月10日(日)

・ハノンunit6.4。「前置詞+whom」を使った疑問文。今までよくわからなかったが腑に落ちた。

・Coke-bottle glasses 「牛乳ビンの底のようなメガネ」
今朝も面白い英単語をハント。日本語だと牛乳ビンが英語ではコーラのビンになるというね^ ^自分の場合ビン底メガネで思い出すのは加藤茶が昔演じてたハゲオヤジでちょっとだけよあんたも好きねえ〜❤️なんですけど(古)

 

4月9日(土)
・wake-up call 「気付かせてくれるきっかけ、警鐘」
某メルマガで知った語。基本的な意味は「モーニングコール」(和製英語!)だがニュースなどでは大体こっちの意味。それまで眠りこけていたのをはっと目覚めさせてくれるイメージか。気づいて良かった、という良いニュアンスも含まれているような。It was a wake-up call. (それで目が覚めた、それで気づいたんだよ)。こうした語句は面白いので集めたくなる。

・朝ハノン。第2部「より豊かに英語を表現する」unit6.3まで。初っ端から主格だの目的格だのいかにも文法という感じ。時間内に言い換えられなくてちょっと待ってと言いたくなるのは相変わらずだが、初めからスラスラならやる意味ないもんね😊

 

4月8日(金)

・『紫式部日記』朗読40回。【里居の日々】の続き。疲れてたので声出るのかと不安だったがなんとかいけた。ここは好きな箇所。

・ワードハント。「寸止め」「無聊」「里居」

・朝ハノンunit5.6まで。これで第1部終了。早朝のスピーキングは
寝ぼけた頭に活を入れる意味でもいいかもしれない。

 

4月7日(木)

・「薔薇の名前」以来小説をろくに読んでいない。他にやりたいことがあるせいもあるが、読み終わって小説は当分読まなくてもいいや(褒め言葉)になってしまった。

紫式部日記【里居の日々】の続きを聴く。紫式部がこれまでを振り返り、自分の苦しい胸の内を吐露している。しかしそれまでのレポート的な記述からするとどうも唐突な感が否めず、改めて謎めいた作品だと思うがまあそれはおいといて・・ここは本文はもちろん、島内先生の訳と解説がいつにも増して明快で素晴らしい。紫式部の苦悩と源氏物語を書き始めた頃の状況が生き生きと伝わってきてほとんど彼女の肉声を聴くようだ。特に興味深いのは紫式部源氏物語を書き始めて間もなく読者の感想を知りたがっていたという事実だ。最初はもっぱら自分を救うために書いていたが、次第に他者に読んでもらって感想が聞きたくなったのかもしれない。そこはわからないが、自分の書いた物語を読んで感動した者がいたことは執筆を続ける上で大きな励みになったであろう。源氏物語の愛読者というと僕は真っ先に菅原孝標女が頭に浮かぶけれどもっと早く、出仕前から愛読者はいたのである。具体的にどこの誰なのかは不明だが。

・自分を変える3つの方法。
⑴時間の使い方を変える。
⑵付き合う相手を変える。
⑶居場所を変える。

・早朝『英語のハノン』unit5.4まで。楽しい。夜やるより朝の方がいいな。今日から英単語暗記とハノンを朝の日課にする。

 

4月6日(水)
・『紫式部日記』朗読39回。【里居の日々】に入った。当時から源氏物語は人気だったんだなと。にしても勝手に原稿を持ち出すのはいかんでしょ>道長紫式部も大変だ。

 

4月5日(火)
NHKFMシューマンのバイオリンソナタ。初めて聴いたが今一つ。シューマンはやっぱりピアノじゃないかな。

・『英語のハノン』unit5.2。

NHK古典講読『紫式部日記』の【里居の日々】の序盤をちょい聴きして二つ疑問が。紫式部源氏物語を宮仕えする前から書き始めていたらしいけど、貴重品だった紙をどうやって工面していたのか。あとこの頃源氏物語ラブな菅原孝標女はどうしてたのか。前者については「紙の提供者があればその都度書いた」とwikiにあった。・・・まあそりゃそうなんでしょうけどもうちょっと詳しく知りたいわけで。後者は「寛弘5年(1008年)に出生」だからちょうど生まれた年、まだ赤ちゃんかな。

 

4月4日(月)
・英語のハノンunit5.1。第5文型へ。いい感じに文法の復習が出来てる。

・『紫式部日記』朗読38回。ここの道長は多少酔っているのだろうが怖い。有無を言わさぬ調子なのでそのように読んだ。紫式部も恐ろしさのあまり大急ぎで歌を詠んでいる。【五十日の祝い・若紫】はこれで終わり、次回からは【里居の日々】。さてどんな内容か。

NHKfmでベートーベンの田園をバックハウスの演奏で聴く。バックハウスと言えばベートーベンだから彼の弾くピアノソナタはみんな名演なのかと思ってたらそうでもなかった。持ち味の強靭で彫りの深いタッチがちっとも活かされず、どれもコンクリートのように硬く冷たく聴こえ平板な印象だ。この曲にはもっと柔らかさや暖かみが欲しい。バックハウスと言えどやはり曲によって相性というものはあるようだ。換言するとベートーベンのソナタがいかに多様でピアニストにとって一筋縄でいかぬものかということの証だろう。

・早朝急に「一期は夢よ ただ狂へ」という文句が頭に浮かんできたのでググったら閑吟集という室町後期の歌謡集の中の一節だった。歌謡集?梁塵秘抄とは何がどう違うのか?ってことで早速調査。しかし自分がいつどこでこの歌を知ったのか、なぜ急に思い出したのかはわからないまま。

 

4月3日(日)
永井荷風断腸亭日乗」をこれまた拾い読み。アメリカ滞在中荷風ドン・ジョバンニだのカルメンだのオペラを随分観ているのに驚きwikiを見るとこんな解説が。「外遊中の荷風は足繁くオペラや演奏会に通い、それが『西洋音楽最近の傾向』『欧州歌劇の現状』などに実った。ヨーロッパのクラシック音楽の現状、知識やリヒャルト・シュトラウスドビュッシーなど近代音楽家を紹介した端緒といわれ、日本の音楽史に功績を残している。1908年7月、帰国した。」そんな功績があったとは!

大鏡を拾い読み。道長紫式部日記の感極まって泣く道長とは違ってなんとも豪胆な感じで戸惑う。本当に同一人物なのか?もっとも道長が若い頃の話のようだ。

・桜が綺麗なので買い物の道すがら何枚か写真を撮った。だが後で見直すと何か実物と違う。えらくひんやりした異質な印象を受けあれ?となる。今年に限らず毎年のことだ。写真にすると途端に馥郁とした美しさ艶ぽさがなくなっちゃうのはなぜなのか。上手な人が撮ればまた違うんだろうけど。

・時間が経つのが早いのは年のせいか変わり映えのしない毎日のせいか。何か新しいことを始めた方がいいのかもしれないが、このままで結構ハッピーなので無理にすることもないかと思ったり。

 

4月2日(土)
・賢人右府(実資)と悪霊左府(顕光)。ペアになってるのが面白い。

小右記での道長批判で知られる実資はどことなく硬骨の士なイメージが僕にはあって紫式部も実資と会話して立派な方だと褒めてるんだけど実際は下女に手を出したり色好みだったようだ。まあここは基本、男どもの酒癖の悪さが目立つ箇所。

・滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ (藤原公任)

・英語のハノン、unit4終了。結構疲れるのでまとまった時間がとれても大して先へ進めない。

 

4月1日(金)
・『紫式部日記』朗読37回。【五十日の祝い・若紫】の続き。公任の「若紫さんはいらっしゃいませんか」の問いに紫式部が(心の中で)やり返してる。この辺は「紫式部日記絵巻」(国宝!)にも描かれているところですな。もっともこの絵巻、約250年後の鎌倉前期の作品らしいからかなり時間的に離れてる。
島内先生が番組内でおっしゃられていた「古典の日」についてwiki
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=161540