雑記
・『運命』(うんめい)は、幸田露伴が雄大な叙事詩調で描く文語体の歴史小説。初出は雑誌『改造』1919年(大正8年)4月創刊号に掲載。 概説1398年、明朝の太祖洪武帝が崩じ、孫の建文帝が即位した。心やさしいが気弱な22歳の皇帝だった。 皇帝の地位安定の…
先日、更級日記の全文朗読を終えた。 まだ自分の中で整理がついてなく内容も結構忘れてしまったがとりあえずその感想をとりとめなく記す。 随時、加筆修正したい。 ・読む前は更級日記って絶対蕎麦と関係あると思ってた。 まあ全くの間違いというわけではな…
今の時期、天気の良い日に散歩していると黒く丸っこい蜂がよくホバリングしてるのに出くわす。蜂は空中にふわふわ浮かびながらしきりにからだの向きを変え周囲を窺っているのだが、その機械的で精確な動きを観ているとあたかも何者かがこの蜂の目を通してこ…
どんなことにも偉大なパイオニアというのはいるもので、こんなことしたのは自分が最初だろうと得意になってたら先人がとっくの昔にやっており、しかも自分よりはるかに上手にかつ徹底してやっていたのに気づいてがっくり、という経験がある。決して愉快では…
ソロキャンプの動画が好きでよく見る。 ソロキャンプの動画といっても様々だ。厳冬の雪原の中のサバイバル色の強いもの。 食って飲んでのんびり一晩テントで過ごすだけのもの。また日帰りの一人ピクニックみたいなのもある。しかしこうした動画を見ているう…
以前、ラジオの番組表を見ていたらふと目が止まった。 ベートーベンの弦楽四重奏曲「厳粛」とある。厳粛?はて、そんな曲あったっけと一瞬首を傾げたがすぐに気づいた。 どうやら「セリオーソ」のことらしい。しかしいつの間にこんな風な呼称になったのだ…